My Australia Story

読者体験談：ラグビーは生死を越えて

思い起こせば50歳を前にして腎臓癌が見つかった。
入院したが手術前にやらなければいけないが約束があった。それは子どもたちにラグビーを教えることだった。先生に無理やり頼んでそれを果たした。体重が激減、よく2時間グランドで過ごせたと感心した。とって帰り右腎臓摘出手術。術後5年で早期退職した。

そして念願の本物の子どものラグビーを初めて見たのは2004年。そこはオーストラリア、シドニーの北にあるノースブリッジの下にあるタンクスパークであった。日本とちがい、試合をしているプレイヤーの数もピッチの広さもゴールポストもまったく大人のラグビーと同じであった。ピッチは土でなく芝生であった。

3年後、そこで知り合ったワルンガジュニアラグビークラブ。　１０年来交流がつづく兵庫　三田ラグビークラブを通じ　200７　その小学5・6年生、中学1年生のみなさんとラグビーの交流を広島で持つことができた。今年も広島に来てくれるだろう(2009 インフル　金融恐慌のため中止）。

子どもたちの国際交流がラグビーを通じてなされていく。
ラグビーが生きる力になっている。ありがとうオーストラリアのみなさん。